こんにちは、京都の着付け・着付け教室 着つけヒラリです
9月も10月も暑い日が続き、永遠に夏が続くかと思われましたが
11月になって、ようやく秋らしくなってきました。
11月は着付けのご用命が増える時期で、京都の街を駆け回っているのですが
そんな中にも、絶対に伺うと決めているのが
洛趣会（らくしゅかい）です
洛趣会は、昭和3年から毎年11月3日4日
寺院などを舞台に京都の老舗が集まり、
「売り申さず お賞(ほ)め下さいます臾(よう)」のもとに、ご自慢の品を披露する展示会で
入場券は販売しておらず、それぞれの老舗がお得意様をご招待なさいます
ヒラリはお得意様ではないのですが、ご縁あってお招きくださいました
今年の会場は祇園甲部歌舞練場。
閉場間際に駆け込んだので、あまり写真を撮る余裕はなかったのですが
ため息の出るようなすばらしい品々の展示に、
来場のお客さまをおもてなしするお茶席があったり
立派な会場を、販売ではなく技術自慢のために使うことなど
京都の老舗の誇りに、毎年ながらしみじみと感じ入る時間を過ごし
清々しい気持ちで会場を後にしました
ヒラリは立派な老舗の仲間入りはできそうもありませんが
気概だけは老舗の誇り高さを真似たいと思ったりするのでした。