こんにちは、京都の着付け・着付け教室 着つけヒラリです
今回の記事の内容もまさにそうなのですが
着付け教室に来てくれる方が、ご自宅にあるきものをご持参くださったとき
思わず「あっ!」と声が出ることがあります
写真の帯をよく見ていただくと
お太鼓の柄が上下さかさまになっています
着付け教室に来てくださった方は
「この帯、なんか変なんですよね…」と見せてくださったのですが
柄のつけ方が間違っているのでも
逆立ちしている柄ということでもなく
結び方に少し工夫があります
レッスンの合間にさっと結んで写真を撮ったので
結び方の手順も撮影しておらず、
お太鼓の形もぼんやりした仕上がりなのですが
「ちゃんと柄があらまほしきようになる」ということは見ていただけると思います
お太鼓を結ぶとき、
たたむ、ねじる、などのやり方もありますが
引き抜きの帯はたれ結びで結びます
結ぶ方法でお太鼓を作る場合、
普通はひと結びし、たれを抜ききってしまうと思いますが
引き抜きの帯の場合は中途半端に結ぶとでも言いましょうか、
たれ先の部分を引き抜かずに残したまま結びます
そうすることによって、ひっくり返っていた柄がすっきりと向き直ります
引き抜きの帯のことは知っていても
実際にお目にかかることはほとんどなく
(未だ出会ったことは2~3回ほどではないかと思います)
思わず歓声を上げてしまったのでした
帯を持ってきてくださったSさん、ありがとうございました
10/15・16 着つけヒラリアトリエにて
和裁たまづささんによる、「きものマイサイズ採寸のワークショップ」を開催いたします
・人から譲られたきものを上手に着たい
・リサイクル着物を買うときに、注目すべき寸法を知りたい
そんな方におすすめのワークショップです
くわしくはこちら
FBページ→こちら
Instagram→こちら
Youtube→こちら
LINE公式アカウント→こちら
ぜひフォロー・チャンネル登録お願いいたします
いいね!していただけると励みになります。
お免状や複雑なコースは取り払って、
きものを楽しむための着付けプライベートレッスンを行っています。
初心者の方は一から丁寧に
ある程度着られる方には着姿ブラッシュアップやポイントレッスン
すでにお仕事にしているプロの方向け講座
花嫁着付けのレッスンや着付け技能検定対策もどうぞ
お気軽にお問い合わせください